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FXにおける損切りの大切さ

「含み損が発生しているポジションの決済を行い、損失を確定させること」を損切りと言います。

つまりは「負けを認める行為」なのですが、FXが上手い人ほど「トータルで稼ぐための過程」と考えて、淡々と損切りを行います。

損切りができないとFXで安定して稼ぐことはできないと考えてください。

損切りができないとどうなるのか

例えば、「予想とは違う方向に2円動いたら損切りをしよう」と考えていたとします。

ですが損切りに対する意識が甘い人は、「実際に予想とは違う方向に2円動いた」としても決済できません。

なぜなら、「粘れば反転するかもしれない」と考えるからです。

ですが、現実には都合よく反転することはそうそうありません。

そして最悪の場合、ロスカットラインまで値動きして、ロスカットされることになります。

「さすがにロスカットラインの前には損切りできる」と感じるかもしれません。

しかし、実際には「ここまで動いてしまったのだから限界まで粘るしかない」という精神状態に陥るトレーダーが少なくありません。

適切に損切りするためのポイント

・予約注文を使いこなしましょう

→「このラインに来たらクローズ(エントリー)する」などと予約注文することができます(指値注文、逆指値注文)。予約注文しておけば、感情に負けずに機械的に損切り・利確をすることが可能です。

・損切りラインを決める

→「価格が○○円動いたら損切り」「自己資金の○%分の損失が出たら損切り」などと損切りラインを事前に決めましょう。

FXで損失額を下げるための5つのコツ

・「利益を出すこと」よりも「損失を抑えること」が大事であると認識する

→このマインドセットをしておかないと、利益を追い求めて無理をしてしまう可能性があります。「トータルで稼ぐことを目指すが、その過程では負けて当然」なのがFXというものです。

・損切りラインを守る

→感情に任せず損切りラインを守りましょう。

・大きなポジションを保有しない

→簡単に言えば「取引量を上げすぎない」ということです。

・損切りラインをたびたび見直す

→損切りラインは少なくとも月1回程度見直しましょう。あなた自身が経験を積むことで改善点が見えてくる可能性もありますし、相場が変化する場合もあるからです。

・扱う通貨の種類を絞る

→あれもこれもと色々な通貨に手を出すと、中途半端になってしまいます。多くても3種類程度の通貨ペアに絞りましょう。


大手FXメディアの編集長が本音で語る!



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