ジョン・ボリンジャー氏が考案したテクニカル指標であり、考案されてから30年以上が経過しており、トレーダーに浸透している有名なテクニカル指標です。英字表記は「Bollinger bands」となります。
ボリンジャーバンドは統計学を使って作られており、高い確率で+2σ(標準偏差)と-2σのラインの間で価格は動くだろうという予測をもとに将来の価格の動きを予測するために使います。
ボリンジャーバンドの計算式
ボリンジャーバンドの計算式は以下の通りです。
標準偏差:σ(シグマ)
=√(n×n日間の終値の2乗の合計n日間の終値の合計の2乗)/(期間×(期間1))
±1σライン・・・移動平均線の数値±標準偏差
±2σライン・・・移動平均線の数値±2×標準偏差
±3σライン・・・移動平均線の数値±3×標準偏差
※移動平均線と標準偏差に用いる期間は基本的に9日や20日、25日などが使用されています。
ボリンジャーバンドのまとめ
簡単に説明すると、ボリンジャーバンドの上限や下限の「売られ過ぎ」、「買われ過ぎ」を判断するということです。
統計上、
- 移動平均線±1σ内には68.27%
- 移動平均線±2σ内には95.45%
- 移動平均値±3σ内には99.73%
の確率で収まると言われています。ですので、ボリンジャーバンドを利用したドレードスタイルのトレーダーも多く存在しています。