FXの為替相場レート予想
ユーロ円
ユーロ円は小幅に続伸したが1月の高値 127.34円が意識されたこと、ユーロドルの下落につれた売りが出たことで上値が重い動きとなった。
今週は127円台を維持できるか否かが焦点となるが依然として高値圏で推移していることから上値を試す動きとなるが126円割れは上昇を打ち消す可能性があり。
原油
原油は大幅に反発した。時間外では前日から続くポジション調整の売りが続き、一時59$半ばまで下値を広げたがNY勢が本格参入すると一転して買いが優勢にり59$超えではテクニカル的な買いも巻き込み、59$後半まで上げ足を速めた。
これは新型コロナウイルスのワクチン接種が進むことで経済が正常化し、エネルギー需要が拡大するとの思惑などを背景に上値を試す展開となった。
オージー円
オージー円は81.20円前後のレジスタンスラインを週末に上抜けたことで81.48円まで値を伸ばしたことで今週は一段上で推移する可能性があることから調整が入っても継続して上値を試す可能性があるだろう。
為替に関する最新ニュース
先週の株式市場は前日に引き続き様子見気分が広がった。これまで追加経済対策やワクチン展開への期待から、経済が再開されれば利益を得やすい銘柄を中心に買いが優勢となっていた。
ダウ平均やS&P500、ナスダックなど主要な株価指数は最高値を更新していたが、さすがに高値警戒感も強まっており、市場からは調整が入るのではとの指摘も出ている。
なお、BDスイス・グループの投資調査部門責任者、マーシャル・ギットラー氏は、ドルの見通しは引き続き軟調と指摘している。ドルは「安全通貨の中でも最も安全と見なされているため、安全需要が低調なときは下落しやすい。
市場が堅調に推移し、米連邦準備理事会(FRB)が当面は現行政策を維持すると表明する中、ドルの頭が重い状態は続く」との見方を示した。