兼業トレーダーとしてFXをやっている方は実際多いです。実際には、かなりの人数がFX以外に本業からの収入軸をお持っています。
やはり、本業からの安定した収入があるからこそ、生活費を気にせずにFXに打ち込めるのが、兼業トレーダーのメリットです。その一方で、「仕事中はチャートを見られない!」とか「本業の仕事で疲れて帰ってきてから、そこからチャートに張り付くのは大変」など兼業トレーダーならではのお悩みも多いようです。
ですが、デメリットよりもメリットをここでは紹介していきます。
目次
FXで兼業トレーダーをおすすめする理由その1:安定感がある
本業があれば、仮にトレードがうまくいかなくても生活できます。ケースによっては「自分には投資が向かなかった。やめてしまおう」という選択も可能です。そして、兼業の場合は「副収入が稼げればいい」という考えで取引できます。
しかし、トレード一本にしてしまうと、生活費を得るためにリスクの高い立ち回りをせざるを得ない場面も出てくるかもしれません。
FXで兼業トレーダーをおすすめする理由その2:精神面
どれほど実力のあるトレーダーでも常に「いつか稼げなくなるかもしれない」という不安と戦っています。毎日に余裕がなく、「寝ている時間以外は全て投資や、投資の勉強をしている人」も少なくありません。
ですが、本業があれば「トレードで失敗しても最悪の事態は免れる」というマインドを持ってFXなどに取り組むことができます。
FXで兼業トレーダーをおすすめする理由その3:そもそも兼業から始めるべき
「トレード一本で生活できるようになるまでには時間がかかる」ので、兼業から始めるべきでしょう。例えば「仕事が嫌だからFX一本にする」などの選択をするのは厳禁です。
それなりに安定して稼げるようになったとしても、「専業トレーダー」は、「無職」ですから、社会的信用も低いです。「やはり仕事を辞めなければよかった」と後悔しても遅いと言えるでしょう。
また、本業トレーダーを目指すには「経験を積む」ことがなにより大事ですが、そのためには「余計なプレッシャーを感じず、本来の取引スタイルを継続すること」も重要です。
そのためには、「本業の収入があること」からくる精神的安定が欠かせないと感じます。
専業FXトレーダーを目指す人がしておくべきこと
・投資に関する不安点を3つ挙げる
→今後はそれらを解消できるように取引・勉強・分析などをしていきましょう
・兼業でも専業でも共通させたい、共通にできるものを3つ発見しておく
→兼業であろうが専業であろうが「トレードをする」という事に変わりはありません。
・投資以外での資金や貯金を確認しておく
→少なくとも「投資で失敗しても1年以上は生活できる資金・貯金」は必要です。
まとめ
日々の収入がトレードメインになっても他の仕事にも取り組めます。また、投資で安定して稼げるようになれば投資を本業にすることもできます。
「色々な選択肢がある」という事を忘れないでください。ただ、いずれにせよ「投資で失敗したとしても生活は続く」という事は確かですから、全てにおいて無理はしないようにしましょう。